通常、自己資本比率は、総資産を分母、自己資本を分子にして算出しますが、BIS規制(バーゼル合意・バーゼル規制)で金融機関の自己資本比率を算出する場合、分母となる総資産を計算するのに、各資産を単純に合計するのではなく、各資産をリスクの度合いに応じて加重平均します(リスクの度合いに応じて0〜100%を乗じる)。この際の掛け目のことを「リスクウェイト」といいます。この算出方法では、リスクの度合いが高い資産ほど高いウェイトを乗じることになりますので、その分、総資産が膨らんで自己資本比率は下がることになります。
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