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為替操作国(かわせそうさこく)とは

為替操作国(かわせそうさこく)とは


為替操作国とは

  • 為替操作国(かわせそうさこく)とは、米財務省が4月と10月に連邦議会に提出する為替報告書に基づいて、自国の輸出競争力を上げる目的で不正に通貨安誘導を行ったと認定した国・地域のことです。これは、連邦議会が、対米の通商を有利にすることを目的に為替介入して為替相場を不当に操作している国に対して認定します。



為替操作国に認定されると?

為替操作国に認定されると、米国と二国間協議が行われて通貨の切り上げが求められ、必要に応じて関税の引き上げ等の制裁が科せられます。過去、1980-1990年代に中国、台湾、韓国が認定されています。






監視リスト

為替報告書は、自国の輸出競争力を上げる目的で不正に通貨安誘導を行った国・地域を「為替操作国」として制裁を発動する仕組みですが、オバマ大統領によって新たに「監視リスト」が設けられ、すぐ制裁するほどではないにしても貿易相手国の為替政策をけん制できるようになりました。監視リストは、オバマ大統領がTPP(環太平洋経済連携協定)の批准に向け米議会を懐柔す目的で設けられたとされています。当時、オバマ政権(民主党)はTPPの批准にメドが立っておらず、大統領選を前に国民は、貿易相手国が通貨安誘導で自国の製品を有利に売り込んでいる、と自由貿易協定に対して批判が高まっていた一方、民主党に対抗する共和党は、伝統的に自由貿易を推進してきましたので、両党の思惑の妥協点として監視リストを設けて為替操作国への強硬姿勢を国民に示してTPPの早期批准のメドを立てたい狙いがあったとされています。




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