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安保理(あんぽり:安全保障理事会)とは

安保理(あんぽり:安全保障理事会)とは






安保理とは

  • 安保理(読み方:あんぽり)とは、「安全保障理事会(読み方:あんぜんほしょうりじかい)」のことで、国連(こくれん)の中でPKO(国連平和維持活動)や多国籍軍の承認、テロ対策、経済制裁など、平和維持に責任を負う機関のことです。

安保理で採択された決議が軍事力の行使や経済制裁の根拠となり、また、国際紛争の調査や紛争の解決条件の勧告などを行う機能や権限もあります。




安保理の構成

安保理は、米国、ロシア、英国など5ヵ国の常任理事国と、日本やイタリアなど10ヵ国の非常任理事国で構成されています。15ヵ国のうち9カ国以上が賛成した上で、どの常任理事国も拒否権を発動しない場合に拘束力を持つ決議を採択できる仕組みとなっています。決議以外の安保理の意思表示手法には「議長声明」があり、全会一致で「報道向け声明」も出されることがありますが、これは公式記録には残らないことになっています。






常任理事国(5ヵ国)

  • 米国
  • 英国
  • 中国
  • ロシア
  • フランス



非常任理事国(10カ国)

  • 日本
  • ボリビア
  • エジプト
  • エチオピア
  • イタリア
  • カザフスタン
  • セネガル
  • スウェーデン
  • ウクライナ
  • ウルグアイ



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