これは、公共サービスの提供に必要な公共施設等の建設や維持管理、運営等を、民間の資金や経営能力、技術的能力を活用して行う手法のことです。
この手法によって、国や地方公共団体等が公共サービスの提供を直接実施するよりも、効率的かつ効果的に行えるとしています。これまで、官が取ることが当然であった事業のリスクを、民間事業者に移転して、官のリスクコストを削減し、それに伴ってVFM(バリュー・フォー・マネー)を向上させ、民間の利益を生み出すことによって、官民どちらもメリットが生まれる関係を構築することを狙いとし、また、これによって、より質の高い公共サービスの提供を目指そうとするものです。
日本では、PFI法が平成11年7月に制定され、平成12年3月にその理念と実現のための方法を示す「基本方針」が内閣総理大臣によって策定され、PFI事業の枠組みが設けられました。英国では既にPFIによる公共サービスの提供が実施されており、公共施設(有料橋、鉄道、病院、学校など)の整備や管理、また、再開発などの分野で成果を収めています。日本では、国土交通省が2017年度から道路などに立つ電柱をなくす「無電柱化」を進めるためにPFIの手法を取り入れることとなっています。
※その他「政策」に関する記事は以下。
中央銀行
金融政策
株式投資初心者の方から中・上級者の方まで、全ての投資家に必要な投資情報を詳しく解説したサイトです。投資信託やデリバティブ、経済学の内容も充実。
IMM投機筋ポジション・投資部門別売買状況・裁定取引の推移・信用残の推移・株価指標・債券・為替の動向まで、投資をする際に見ておきたいデータを集めたサイトです。
マーケット動向をブログ形式で随時更新。日々の投資の参考にご活用ください。
仮想通貨を1からわかりやすく徹底解説(動画付き)!投資情報からトレード手法まで、仮想通貨をはじめるならここから!