CEFTAは、西ヨーロッパの民主主義の政治、自由貿易経済のノウハウを蓄積することを目的としています。前身は「ヴィシュグラード四国協定」(安全保障の協力を目的とした協定)でしたが、ワルシャワ条約機構が解体され、その後、NATO(北大西洋条約機構)に加盟する国が増えたため「ヴィシュグラード四国協定」は衰退しましたが、中欧のコメコン(社会主義諸国間の経済協力機構)に変わる協力体勢構築のために締結されることとなった協定です。
現在では、マケドニア、ボスニアヘルツェゴビナ、モルドバ、セルビア、モンテネグロ、アルバニア、コソボが加盟しています。ポーランド、チェコスロバキア、ハンガリーは2004年に脱退、スロベニアは1996年に加盟しましたが2004年に脱退、ルーマニアは1997年に加盟しましたが2007年に脱退、ブルガリアは1999年に加盟しましたが2007年に脱退、クロアチアは2003年に加盟しましたが2013年に脱退しています。2006年までに加盟した国のほとんどは欧州連合に加盟したため、中欧諸国はこの協定から脱退しています。そこで南東欧安定協定で自由貿易機関との相互基盤を確立させているバルカン半島の国々をCEFTAに加盟させる方針を決定し現在の加盟国で構成されることとなりました。
また、2006年12月19日には南東ヨーロッパの首脳会談で新しいCEFTA条約が2007年5月1日から実施されることが決定されました。
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