レギュラトリー・サンドボックスは、英国が先駆して金融分野(フィンテックを発展させる目的)で始めたもので、日本でも金融やITの分野の新サービスを創出するために導入することとなりました。試験期間中は、各業法で定められている手続きや規格などを満たしていなくても、政府側は違反状態の是正を求めることはしないとしています。一方で、重大な問題が起きないよう、企業・当局が共同でモニタリングする体制をつくり、消費者に損害を与えるような事態は起きないようにするとしています。
レギュラトリー・サンドボックスの対象となるのは、フィンテックや個人情報の加工・分析サービス、AI(人工知能)を活用した研究や事業等、IoT技術や再生エネルギーを活用したスマートシティ等の先進的な街づくりなどに対しては計画の柔軟な変更も認めることを検討するとしています。
レギュラトリー・サンドボックスは「規制の砂場」とも呼ばれています。
レギュラトリー・サンドボックスの導入によって、金融商品・サービスが市場に投入されるまでの時間・潜在的コストの削減、資金調達にかかわるアクセスの改善(フィンテックへの投資の促進)、より多くの革新的な商品の市場化の実現が期待されています。
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