通貨交換協定(通貨スワップ協定)には2つの形態があり、自国の通貨が危機の際に自国通貨を預け合う方法と、相互に一定の使用枠を設定して必要に応じて相手国の通貨を引き出す方法です。現在は後者の方法がが主流ですが、これらの方法によって一定の為替レートで協定相手国の通貨を融通し合うことができます。また、これによって為替相場の急変動に対応する為替介入資金の確保ができ、国際収支の赤字の補填としても使用されます。
1997年-1998年に起きたアジア通貨危機を踏まえ、日本・韓国・中国・ASEAN(東南アジア諸国連合)の東アジア地域は、ドルを融通する枠組みとしてアジアの通貨交換協定を整備し、2000年に外貨を融通し合う「チェンマイ・イニシアティブ(CMI)」の構築に合意しました。これは、ドルを借りた国は外国為替市場で「ドル売り自国通貨買い」の為替介入を実施して自国通貨の急落を抑えようとするものです。
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