BISは、各国の中央銀行が株主として共同出資しており、現在は各国の中央銀行からの預金受入などの銀行業務や、通貨と金融システムの安定を目的に、各国の中央銀行の政策と国際協力を支援する機関としての業務などを行っています。原則、隔月で中央銀行総裁会議、毎年6月または7月に年次総会が開催されており、各国の経済や金融問題などについて意見交換が行われています。日本(日本銀行)は、1970年にBISに加盟しました。
BIS(国際決済銀行)は、第一次世界大戦後にドイツの賠償支払いを処理するために設立されました。第二次世界大戦後は、IMF(国際通貨基金)や世界銀行(IBRD)の設立に伴い清算されることとなっていましたが、欧州諸国の多角的決済の問題が浮上してきたことや、IMFやIBRDと果たす役割が異なっていたことなどから存続が決まりました。現在は、出資加盟国の中央銀行の中央銀行としての役割を果たしており、国際金融業務を行う銀行に「BIS規制」を出して、銀行が守る基準を明示しています。
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