ヒンデンブルグ・オーメンは、米国株の暴落の予兆を示す指標として知られており、シグナルが点灯すると、80%弱の確率で5%以上の下落が起こるとされており、さらに、パニック売りとなる可能性41%、重大なクラッシュとなる可能性24%と算出されている指標です。リーマンショックなど近年の株価急落時の前には同指標がほぼ点灯していました。
1937年に起きたヒンデンブルグ号事故から名づけられた指標で、「ヒンデンブルグの予兆」とも呼ばれています。本指標は、頻繁にシグナルが点灯する指標ではなく、近年では2013年4月、2014年9月、2015年1月に点灯しています。物理数学者”ジム・ミーカ(Jim
Miekka)”が導き出した指標と言われており、シグナルが点灯する条件は諸説ありますが、近年では以下の条件が同日揃ったときに点灯するとされています。
ヒンデンブルグオーメンは、有効期間が約30営業日とされていますので、点灯後の約1ヶ月間は急落のリスクがある状態として捉えられています。ただし、科学的根拠が乏しい指標としても捉えられており、絶対的なシグナルとなるものではない点は注意が必要です。
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