オシレーター系指標は、振れ幅が大きく緩やかに上昇・下降している局面や、相場が揉み合って横ばいで推移している局面では強いですが、振れ幅が小さく急激に上昇・下降している局面は弱い指標です。
オシレーター系指標には、以下のような指標があります。
ボリンジャーバンドは、トレンド系指標に分類されることも多いですが、トレンド系指標としても、オシレータ―系指標としても用いられることが多いです。
MACDは、オシレーター系指標に分類されることもあるテクニカル指標ですが、トレンド系指標として用いられることも多いです。
DMIは、オシレーター的技法を使うことから「オシレーター系指標」に分類できますが、トレンドを読もうとする特徴があるテクニカル指標であるため、DMIは順張り(じゅんばり)で利用することが主のテクニカル指標です。
オシレーター系指標は、価格が変化する比率に着目しているモメンタムの概念を基としているため、オシレーター系指標はモメンタムが基となります。
モメンタムには2つの要素があり、価格のトレンドがそのまま続きそうであれば強いモメンタムを示し、弱いトレンドであればモメンタムは不安定、もしくは弱くなります。ゆえに、オシレーター系指標は相場の転換を探るテクニカル指標として使われています。モメンタムの概念を基としているオシレーター系指標は、買われ過ぎ、売られ過ぎに焦点を当てています。どんな強いトレンドでも反対の動きがあり、そのモメンタムは何度も中断します。オシレーター系指標は、そのような反転を捉えるために考え出されたものです。
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