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上昇ペナント型・下降ペナント型の見方

上昇ペナント型・下降ペナント型の見方






上昇ペナント型とは


上昇ペナント型とは、大陽線を付けた後、上値が切り下がるレジスタンスラインと下値が切り上がるサポートラインの中で価格が揉み合いながら時間の経過とともに徐々に収束していく型のことです。上昇ペナント型では、価格が収束点に達すればレジスタンスラインを上抜けて上昇する可能性が高いとされています。この場合、価格がレジスタンスラインを上抜けた所が買いのポイントとなりますが、強い上昇となる可能性は低いパターンなので、短期的な買いに向いている型となります。


  • 上昇ペナント型は、1-3週間程度の上昇トレンド中の揉み合い期間です。トレンドの休止期間を示す型であるため、価格はその後、以前のトレンドと同じ方向に動く可能性が高いとされています。
  • 実際の相場では、価格が収束点に達する前にレジスタンスラインを上抜けることが多い傾向があります。
  • 上昇ペナント型でも、価格がサポートラインを下抜ける場合があります。その場合は、下抜けたことの方がより重要な意味を持つため、下落が続きやすい傾向があり、相場反転の可能性が高まります。





下降ペナント型とは


下降ペナント型とは、大陰線を付けた後、上値が切り下がるレジスタンスラインと下値が切り上がるサポートラインの中で価格が揉み合いながら時間の経過とともに徐々に収束していく型のことです。下降ペナント型では、価格が収束点に達すればサポートラインを下抜けて下落する可能性が高いとされています。この場合、価格がサポートラインを下抜けた所が売りのポイントとなります。下降ペナント型は価格が急落した時に出やすい型で、その後価格が上昇することはほとんどなく、下落が続きやすい型なので注意が必要です。


  • 下降ペナント型は、1-3週間程度の下降トレンド中の揉み合い期間です。トレンドの休止期間を示す型であるため価格はその後、以前のトレンドと同じ方向に動く可能性が高いとされています。
  • 実際の相場では、価格が収束点に達する前にサポートラインを下抜けることが多い傾向があります。
  • 下降ペナント型でも、価格がレジスタンスラインを上抜ける場合があります。その場合は、上抜けたことの方がより重要な意味を持つため上昇が続きやすい傾向があり、 相場反転の可能性が高まります。
  • サポートラインとレジスタンスラインラインの引き方については「サポートラインとレジスタンスラインの引き方」のページを参照してください。





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