上図で見ると、1番左のローソク足と2番目のローソク足の間に空白部分があります。これが「窓」です。その窓を3番目以降のローソク足が埋めようとしています。これを「窓埋め」と言います。
窓が空いて、空いた窓の方向にトレンドが続けば強いトレンドを示しますが、窓が埋められた場合は、それが「だまし」であったことを示します。窓が大きくて、さらにそれを埋めるローソク足が大きい場合や、埋められた窓がブレイクアウェイギャップであったり、複数の窓が埋められた場合は、空いた窓と逆方向へのトレンドが発生する確率が高まります。その場合、窓の水準を価格が回復する(上方向に空いた窓を上回る)か、複数の窓がある場合は、最も上or下(上方向に空いた窓の場合は最も高い窓)を抜けない(上回らない)限り逆方向へのトレンドは有効と考えられます。
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