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一段抜きとは(カギ足)ー買いシグナルと売りシグナル

一段抜きとは(カギ足)ー買いシグナルと売りシグナル






一段抜きとは

  • 一段抜きとは、カギ足において、直近の高値(または安値)を抜いた形のことです。カギ足で、買いや売りのタイミングを判断する場合、直近の高値(または安値)を抜いた所は、最も基本的な買いや売りのタイミングとして判断されます。カギ足の見方は、「カギ足(値幅足)とは(見方と特徴・設定・描き方)」を参照してください。



一段抜きの例

カギ足では、直近の高値のことを「肩(かた)」といい、直近の安値のことを「腰(こし)」といい、価格が肩を抜いた所が買い、価格が越を抜いた所が売りのタイミングとなります。

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上図は「一段抜き」の例で、左図の赤色の丸の肩を抜いた青色の矢印のポイントが買い、右図の赤色の丸の腰を抜いた青色の矢印のポイントが売りのタイミングとなります。






より強い形

一段抜きでも、より強い形とされているのが以下の形です。

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カギ足の場合、線の中心点(線)は、買いと売りの勢力の分岐点を示し、カギ足のパターン(型)の強弱を判断するために、重要なポイントとなります。

  • 左図は、直近の高値である肩の形が出て、一旦下落したものの、中心線を割らずに再度上昇しています。この場合、買い勢力が強く、信頼度の高い買いシグナルとなります。
  • 右図は、直近の安値である腰の形が出て一旦上昇したものの、中心線を抜けずに再度下落しています。この場合、売り勢力が強く、信頼度の高い売りシグナルとなります。

これらは、通常の一段抜きのパターンより強力と捉えられています。




カギ足のパターン(型)

カギ足のパターン(型)は、以下のリンク先のページで詳しく解説していますので参照してください。






テクニカル指標









その他「テクニカル分析」に関する記事は以下。




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