安値とは、一定の期間中の取引の中でついたもっとも安い価格のことです。「一定の期間」を1日とするならば、1日の取引の中でついたもっとも安い価格のことをいいます。
安値が寄付きでつく「寄り底」は、その価格で買いたい投資家が多かったことを示します。ゆえに、その価格が相場の節(ふし)となりやすい傾向があります。違う言い方をすれば、そこが一定の下値メドとして捉えられやすくなると言うことができます。
ただし、気を付けておかなければならないのは、もし、その安値を株価が下抜けてしまったら、下げは加速することになります。「ここが節ではなかったんだ」と思った投資家が、これ以上下がったらたまったもんじゃない!と持っている株を売ってきますので、節の価格を株価が割ると割れた方向に加速して進んでしまうので注意が必要です。
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