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分足・日足・週足・月足・年足の使い分け

分足・日足・週足・月足・年足の使い分け






分足・日足・週足・月足・年足の使い分け

前ページ分足(ふんあし)・日足(ひあし)・週足(しゅうあし)・月足(つきあし)・年足(ねんあし)について解説しましたが、これらはどのように使い分ければいいのでしょうか?チャート分析は分析者によって様々な考え方があるので一概に言えませんが、一般的な使い分けの方法について解説します。

まず、分足・日足・週足・月足・年足では、対象とする期間が違うことは前ページで解説した通りです。対象とする期間は分足が一番短く、年足が一番長いです。これが意味する所は、期間が長いチャートであればあるほど「だまし」が少なくなるということです。

「だまし」とは、一般的なテクニカル分析の理論とは逆の方向に価格が動くことなのですが、期間が長いチャートの方が「だまし」が少なくなり、信頼度が上がります。要するに、期間が長いチャートの方がテクニカル分析の理論に合いやすいということです。

ゆえに、チャートを見る際は、期間が長いチャートから期間の短いチャートの順で見ていくのが定石となります。信頼度の高い順で言うと「年足>月足>週足>日足>分足」という順になりますので、チャートはこの順で見ていくようにしましょう。ただ、年足は期間が長すぎて積極的に見る機会は少ないですし、分足はスキャルピングデイトレード以外ではあまり見られないので、一般的には月足を見てから週足を見て、日足で現在の価格位置を確認するのが基本となります。





では、実際どのようにチャートを見ていくのか1つ例を紹介します。

  1. まずは10年間の月足チャートを見て、これまでの価格の大きな流れを見ます。ここで価格帯別出来高を表示させ、上値のメドと下値のメドを把握しておきます。

  2. 次に5年間の週足チャートを見て、現在の価格のトレンドと位置関係を確認しておきます。月足や週足を見て、現在の価格は良さそうな(安い)位置にあるなと思う株があれば、

  3. 次に日足チャートを見て、細かなローソク足の型を確認して売買のタイミングを探り、買い時を見極めて投資する。

これがチャートの使い方の定石です。チャートの使い方は投資スタイルによって異なりますので、これが完璧な使い方ではありませんが、まずは一般的なこの使い方を一つ覚えておいて、慣れてくれば自分なりの使い方を開発してもいいと思います。









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テクニカル分析の基礎



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