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精度を上げる移動平均線(移動平均線の具体的な使い方A)

精度を上げる移動平均線(移動平均線の具体的な使い方A)






移動平均線の具体的な使い方A

前ページ「買い時と売り時(移動平均線の具体的な使い方@)」で移動平均線を使った買い時と売り時について解説しましたが、その際、どの移動平均線をアテにして買い時と売り時を判断すればいいのかが重要となります。移動平均線は万全なものではなく、移動平均線の「株価は移動平均線に収束する」という特徴が機能しないケースも多々ありますので、できるだけ信頼のある移動平均線を使いたいものです。



では、一番信頼のおける移動平均線はどれでしょうか?

前ページで述べましたが、移動平均線は長期線であればあるほどその信頼度は増します。ゆえに、前ページの例で述べますと、日足チャートでは長期線である75日線が一番信頼できる移動平均線となります。

じゃあ、75日線をアテにして移動平均線を見ればいいんだな!
教科書的に言えば、日足チャートで75日線は比較的信頼のおける移動平均線となりますが、実際の相場では75日線がそこまで信頼のおける移動平均線かと言えば、そうは言えないことも多いです。

そこでより精度を上げるには、もっと長期の移動平均線を使うことをオススメします。代表的な移動平均線から外れますが、できれば100日線や200日線を見ることをオススメします。100日線や200日線は、日本の個人投資家には馴染みが薄い移動平均線ですが、海外投資家は主に50日線、100日線、200日線を見ることが多いので積極的に見ておきたい移動平均線です。というのも、日本株の保有比率は海外投資家が30%程度を占めますし、東証一部銘柄の保有比率で言えば60%以上は海外投資家ですので、むしろ見ない方がおかしい移動平均線です。移動平均線を使った売買の精度を上げるなら、それらの移動平均線は使うべきです。中でも200日線は特段意識しておきたい移動平均線です。移動平均線の「株価は移動平均線に収束する」という特徴をいかすなら、75日線より200日線の方が精度はかなり高まります。






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