ブレイクアウェイギャップ(英語:breakaway gap)とは、保ち合い相場の上限(または下限)や、高値(または安値)を出来高を伴って放れる窓(ギャップ)のことです。いわゆる上限(または下限)を突破する窓で、新しいトレンドの発生を示唆することが多い窓として捉えられます。
※画像クリックで拡大
ブレイクアウェイギャップは、価格が保ち合い相場(もしくはレンジ相場)を超えて上昇(または下落)した時に取引がない価格帯が存在する際の窓を指します。例えばレンジで推移していた相場が、上にブレイクアウトし、さらに窓を空けて上昇した際の窓のことを言います(下にブレイクアウトした場合はその逆)。数日間その窓が埋まらなければ、信頼のおけるトレンド出現のシグナルとして捉えられます。
日本のチャート分析でよく用いられる「窓」は、海外では「ギャップ」と呼ばれています。日本の場合は、酒田五法の「三空」や「窓・窓埋め」が代表的ですが、海外の場合は、窓(ギャップ)の種類を以下の4つに分けて考えられています。
酒田五法の「三空」は、コモンギャップ、あるいはブレイクアウェイギャップとランナウェイギャップとエグゾーションギャップ(イグゾーションギャップ) の3つが並んだ状態に相当するものです。
その他「テクニカル分析」に関する記事は以下。
株式投資初心者の方から中・上級者の方まで、全ての投資家に必要な投資情報を詳しく解説したサイトです。投資信託やデリバティブ、経済学の内容も充実。
IMM投機筋ポジション・投資部門別売買状況・裁定取引の推移・信用残の推移・株価指標・債券・為替の動向まで、投資をする際に見ておきたいデータを集めたサイトです。
マーケット動向をブログ形式で随時更新。日々の投資の参考にご活用ください。
仮想通貨を1からわかりやすく徹底解説(動画付き)!投資情報からトレード手法まで、仮想通貨をはじめるならここから!