エグゾーションギャップ(英語:exhaustion gap) とは、消耗する窓(ギャップ)の意味で、トレンドの最終局面で出現する窓のことです。
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エグゾーションギャップが出現した場合、価格はその後もトレンドに乗って更新されますが、すぐに相場が反転します。トレンドの最終局面で出現する窓であるため、この窓は埋められます。相場反転を捉えるのに有効なシグナルとなる窓ですが、この窓を予測するのは困難です。なぜなら、窓が埋められてからでないと、ランナウェイギャップ と区別がつかないからです。ただ、エグゾーションギャップは相場反転の初期段階で出現するため、有効なシグナルとして認識されています。エグゾーションギャップは、酒田五法の「三空」の3つ目の窓に相当するものです。
日本のチャート分析でよく用いられる「窓」は、海外では「ギャップ」と呼ばれています。日本の場合は、酒田五法の「三空」や「窓・窓埋め」が代表的ですが、海外の場合は、窓(ギャップ)の種類を以下の4つに分けて考えられています。
酒田五法の「三空」は、コモンギャップ、あるいはブレイクアウェイギャップとランナウェイギャップとエグゾーションギャップ(イグゾーションギャップ) の3つが並んだ状態に相当するものです。
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