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サイコロジカルラインとは(見方と使い方・設定(パラメーター)・だまし)

サイコロジカルラインとは(見方と使い方・設定(パラメーター)・だまし)






サイコロジカルラインとは


「サイコロジカル」は、”心理的な””精神的な”という意味です。人間の心理面に着目したテクニカル指標で、価格の上昇はいつまでも続かないし、価格の下落もいつまでも続かない、という人間の心理の飽きや疲れのリズムを根拠にした指標です。




サイコロジカルラインの計算式

サイコロジカルラインは、過去12日間の中で、前日比で値上がりした日の割合を表したもので相場の過熱感を示します。

  • サイコロジカルライン(%)=12日間で上昇した日÷12×100

例えば、12日間で上昇した日が9日であった場合、サイコロジカルラインは「75%」となります。




設定(パラメーター)

サイコロジカルラインの設定(パラメーター)は、12日にするのが一般的です。週足であれば12週にするのが一般的です。






サイコロジカルラインの見方

サイコロジカルラインは、通常は50%程度で、

  • 12日間全て値上りしていれば、100%
  • 12日間全て値下りしていれば、0%

となります。すなわち、100%に近づけば買われ過ぎを示し、0%に近づけば売られ過ぎを示します。ただし、統計的に0%か100%になる回数は少ないです。ゆえに一般的には、


  • 75%以上で買われ過ぎ
  • 25%以下で売られ過ぎ

と判断するのが一般的です。ただし、精度を上げるために「83.3%以上で買われ過ぎ」、「16.7%以下で売られ過ぎ」とする場合もあります。




サイコロジカルラインの使い方

サイコロジカルラインは、短期を基本とした指標であるため、目先の価格の動きを予測する際に用いるのが一般的です。75%以上で利食い(りぐい)を考え、25%以下で試し買いを考える水準となりますが、日足では特にだましが多い指標で、他のオシレーター系指標に比べて精度は低い傾向があります。加えて、新興銘柄のように、流動性が低い銘柄で、価格の動きが一方通行になりやすい銘柄では機能しないことが多いので、流動性の高い銘柄で判断材料の一つとして利用するのがいいと思います。






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