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エンジェル投資家とは

エンジェル投資家とは






エンジェル投資家とは

  • エンジェル投資家（英語：angel）とは、資金がない創業間もないベンチャー企業（新興企業）などに投資する裕福な個人投資家のことです。単に「エンジェル」ということもあります。



エンジェル投資家の特徴

大きく儲かりそうなアイディア（ビジネス）があっても手持ちのお金がない場合、一般的には銀行からお金を借りますが、米国などではエンジェル投資家からお金を借りることもあります。エンジェル投資家からお金を借りる時に特徴的なのは、担保が不要であるということです。例えば、日本で銀行などからお金を借りる場合、自分の持っている不動産や保証人を担保にするのが一般的ですが、エンジェル投資家は、そのビジネスが失敗したとしても何も返さなくていいと、担保は不要で資金供給してくれる特徴があります（ただし、その投資の見返りとして株式や転換社債を受け取ることが一般的です）。






どういった人がエンジェル投資家になる？

エンジェル投資家になる人は、自分も同じように投資してもらって大成功し、莫大なお金を得た人が多いです。損失が出ても、これから新しいことに挑戦する人に援助する傾向があります。米国ではこれが活発で、これが新しいことに挑戦するためのバックアップの仕組みとなっています。
ただし、エンジェル投資家となってそのビジネスに投資をしたとしても、その投資の成功率は低いとされており、多くの場合は失敗する（お金は戻ってこない）とされていますが、1つ当たればその損失をカバーし、さらに余りあるお金が入ってくる可能性があるとされています。




日本にもエンジェル投資家はいる？

日本にもエンジェル投資家はいますが、米国に比べて規模が違います。日本の場合、2011年時点でエンジェル投資家が出した資金は約10億円、米国の場合、2012年時点で約2.3兆円となっています。




エンジェル投資家とベンチャーキャピタルとの違い

ベンチャーキャピタルの場合、一定額以下は出身しませんが、エンジェル投資家の場合は比較的少額でも出資する場合があるため、企業のスタートアップ段階では重要な役割を果たします。




出資をどのように行う？

エンジェル投資家の出資は、主に株式への投資で行うことが多いです。そして、IPOや企業売却時にそれを回収します。また、出資だけでなく経営アドバイスも行うことがあります。









※その他「用語」に関する記事は以下。




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