例えば、A財1つと、B財2つ、C財3つが相互に交換された場合、A財1つの価格が1の場合、B財は1/2の価格であり、C財は1/3の価格ということです。すなわち、各財の価格が矛盾のない均衡状態で、相対関係が一義的に決まっているとする考え方です。特定財で測った他財の価格が、当該財の特定財による相対価格となります。
相対価格が財やサービスの価格を貨幣で表示するのではなく、相互の交換比率で表示した価格であるのに対し、絶対価格は、財やサービスの価格を貨幣で表示した価格です。
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