近代経済学の父であるアダム・スミスは自由主義の考えの持ち主でしたが、現代の新しい自由主義を唱えたのがミルトン・フリードマン(以下 フリードマン)です。フリードマンは、「世の中のお金の量をコントロールしていれば経済はよくなる」と考えました。
フリードマンは自由を重んじるリバタリアン(絶対自由主義)で、他人に迷惑をかけなければ何をやってもいい、という考えを持っていました。なんでも国が禁止するから闇社会というものが生まれる。自由でいい。社会保障なども必要なく、社会保障のために税金をとるのは自由にお金を使っていい権利を侵害している、と唱えました。
こういったフリードマンの考え方(”小さな政府”を推進する考え方)は、アメリカの共和党に支持されました。アメリカのレーガンやイギリスのサッチャーもこの考えを支持した政策をとり、日本では中曽根政権や小泉政権がこの考えに基づいた政策をとりました(NTTやたばこ産業、JR、郵政などの民営化がそれにあたる)。
フリードマンは、国民の自由を守るための2つの基本原則を提唱しました。
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