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インフレとデフレの解説

インフレとデフレの解説






インフレとは

  • インフレ(インフレーション|英語:Inflation)とは、持続的な物価上昇のことです。供給より需要の方が多い状態のことを指します。

インフレになると、その国の通貨価値が変わります、インフレとは、持続的な物価の上昇のことなので、モノを買うのにたくさんのお金が必要となります、ゆえに、その国の通貨価値は下がることになります。




インフレの種類

インフレには2つの種類のインフレがあります。

ディマンド・プル・インフレ
需要が増えることによって起こるインフレ
コスト・プッシュ・インフレ
コスト(石油など)が上昇して起こるインフレ

経済にとっては、緩やかにディマンド・プル・インフレとなる状態が良いとされています。コスト・プッシュ・インフレは×。インフレの状態は、消費者物価指数(CPI)の推移を見ることで確認できます、消費者物価指数(CPI)とは、商品価格の平均的な指数ですので、消費者物価指数(CPI)が上がり続けていたらインフレということになります。






デフレとは

  • デフレ(デフレーション:Deflation)とは、持続的な物価下落のことです。需要より供給の方が多い状態のことを指します。

デフレになると、その国の通貨価値も変わります、デフレとは持続的な物価の下落のことなので、インフレ時より少ないお金でモノが買えます、ゆえに、その国の通貨価値は上がることになります。ただし、デフレは経済にとって良くない状態ですので、デフレが続いて経済が低迷してくると、その国の信用力がなくってしまい、その国の通貨の信用力もなくなってきますので、通貨価値が下がっていくこともあります。

デフレとなって持続的に物価が下がると、それに伴って企業の収益が下がります。企業の収益が下がると従業員の給料も下がるので、消費が減り、さらに物価が下がることとなります。物価が下がるとさらに企業の収益が下がり・・・こういった悪循環のことを「デフレスパイラル」と言います。デフレの状態はインフレの時と同様に、消費者物価指数(CPI)の推移を見ることで確認できます、消費者物価指数(CPI)とは、商品価格の平均的な指数ですので、消費者物価指数(CPI)が下がり続けていたらデフレということになります。






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