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流動性のジレンマ(トリフィンのジレンマ)とは

流動性のジレンマ(トリフィンのジレンマ)とは






流動性のジレンマ(トリフィンのジレンマ)とは

  • 流動性のジレンマ(読み方:りゅうどうせいのじれんま)とは、「トリフィンのジレンマ」とも呼ばれる、1960年に経済学者のロバート・トリフィンが指摘した基軸通貨に支えられている金為替本位制度に内在するジレンマのことです。



供給と信用の維持を同時に達成できない

流動性のジレンマは、特定の通貨を基軸通貨とする制度では、基軸通貨の供給と信用の維持を同時に達成できないというものです。

トリフィンは、世界経済が成長を続けていくためには、それだけ各国のマネタリー・リザーブ(国際流動性)の増加が必要で、金為替本位制度下でマネタリー・リザーブの増加を続けるには、基軸通貨国が国際収支の赤字を続ける必要があるが、赤字が続けば基軸通貨の信用不安をもたらし、そこに矛盾が生じる、としました。これを「流動性のジレンマ(トリフィンのジレンマ)」といいます。






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