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FTPL(物価水準の財政理論)とは

FTPL(物価水準の財政理論)とは


FTPL(物価水準の財政理論)とは

  • FTPL(Fiscal Theory of the Price Level:物価水準の財政理論)とは、物価水準が政府の予算制約式(現在の実質的な政府の債務の価値は、将来にわたる基礎的財政黒字とインフレ税を足し合わせたものを実質利子率で割り引いた現在価値と等しくなる)で決められるという理論のことです。FTPLは、1991年にLeeper、1994-1995年にWoodford、1994年にSims、1998年にCochraneが主張しましたが、現在まだ実証分析が少ない段階にある理論です。

    政府は借金を増税等で返そうとしますが、FTPLはインフレによって借金を返そうとするものです(インフレによって返済の原資を名目的に上げればよいとするものです)。FTPLでは、政府が財政支出を増やせば、民間は将来の財政悪化を懸念してその国の貨幣価値が押し下がりやすくなり、それによってインフレが起こり、そのインフレによって名目的に返済の原資が増えるため借金を返せる、政府の財政悪化よりもインフレが先に働く、とする考え方です。これは、貨幣発行量(通貨供給量)が増えなくてもインフレは起こると考えるもので、インフレは貨幣発行量によって左右されるというミルトン・フリードマンの考え方や、減税政策や公共事業を増やして需要を引上げようとするケインズの考え方とも異なるものです。



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