カウンター・シクリカル・キャピタル・バッファー(英語:countercyclical capital buffer)とは、「カウンター・シクリカル・資本・バッファー」とも呼ばれる、バーゼルVの自己資本規制比率の枠組みの一環として導入された、金融システムの安定を目指すマクロ・プルーデンスの視点に基づいて金融情勢の変化に応じた自己資本規制比率の変更を図るもので、総与信(相手を信用して金銭やモノを貸与すること。金融業界においては、金融機関や消費者金融会社の融資や融資枠、クレジットの利用枠などの供与を意味する)の過剰拡大等による金融システムのリスクに対して、銀行セクターを将来的な損失から守るために、各金融機関が融資拡大時期に蓄えておき、危機が顕在化した時点で取り崩す仕組みの自己資本です。信用供与が過剰と認められる場合に、将来生ずるおそれのある損失を補填するため、各国の裁量によって水準が設定され、原則、CET1(普通株式等Tier1)で充当する必要があります。
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