開発途上国は、1960年代以前は、「後進国」「低開発国」と呼ばれていましたが、1960年代以降は、これは差別的な響きがあり適切ではないとして、開発途上国、または発展途上国と呼ぶようになりました。また、近年は開発途上国で経済成長が進んでいる国が多いことから「新興国(しんこうこく)」と呼ばれることもあります。
開発途上国は、アフリカ、ラテンアメリカ、オセアニア、ニーズ諸国に多く、OECD(経済協力開発機構)のDAC(開発援助委員会:OECDの下部機構)が作成する「援助受取国・地域リスト」(DACリスト)第I部に記載されている国および地域を指すことが多いです。
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