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預金ファシリティ金利(中央銀行預金金利)とは

預金ファシリティ金利(中央銀行預金金利)とは






預金ファシリティ金利とは

  • 預金ファシリティ金利(読み方:よきんふぁしりてぃきんり|英語:Deposit facility rate)とは、「中央銀行預金金利」とも呼ばれる、金融機関が一時的な余剰資金をECB(欧州中央銀行)に預け入れる際に付く金利のことです。翌日物(オーバーナイト物)の預金につく金利のことを指し、金利水準はECBによって決定されます。預金ファシリティ金利は、日本の付利にあたるものです。

金融機関は、余剰資金をECBに預け入れれば金利(預金ファシリティ金利)が得られるので、この預金ファシリティ金利の水準が実質的な貸出金利の下限として機能します。




金利水準

預金ファシリティ金利は、市中貸出金利より低いのが通常で、本来は市中で運用先(貸出先)がない場合にのみ利用されます。ECBが預金ファシリティ金利を引き下げれば、金融機関は余剰資金を中央銀行への預け入れより運用に向かわせやすくなり、預金ファシリティ金利を引き上げれば、金融機関は余剰資金を運用より中央銀行への預け入れに向かわせやすくなりますので、預金ファシリティ金利の引き下げ・引き上げは景気を左右する要因となります。






3種類の政策金利

ECBの政策金利は、


の3つがあり、ECBの金融政策スタンスを反映する金利となりますが、「ECBの政策金利」と言えば、通常は、主要リファイナンス・オペ金利のことを指します。









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