預金取り扱い金融機関とは、預金を取り扱っている金融機関のことで、銀行や信用金庫、信用組合、労働金庫、農業共同組合、ゆうちょ、商工組合中央金庫などがそれにあたります。
預金は、お金を預けて利子を得るといった運用の手段となるほか、振り込みや口座自動引落しによる代金の支払い(決済)としても利用されている金融商品です。振り込みや口座自動引落しは、実際に現金を手渡ししているわけでないのに代金の支払いが済むことになります。これは預金が現金と同じ価値があると認められている、すなわち信用力があるためです。こういった高い信用力が求められる預金という金融商品を取り扱っている預金取り扱い金融機関は、高い信用力が必要となります。
非預金取り扱い金融機関とは、預金を取り扱わない金融機関のことで、証券会社や保険会社、ノンバンクがそれにあたります。ノンバンクとは、お金の貸出を行う金融機関で、カード会社や信販会社、消費者金融などがそれにあたります。
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