リスクがない証券は存在しませんが、中でもリスクが少ない安全資産は国債です。ゆえに「リスクフリーレート」という場合は、一般的には長期の国債の金利、すなわち「長期金利」を指すことが多いです。
ただし、それは投資期間の設定によってことなります。1期間が長い場合にはリスクフリーレートは長期金利を指標とすることが多いですが、1期間が月次のように短い場合は短期金利を指標とする場合が多いです。
リスクフリーレートは、シャープレシオの算出の際や、DCF法(ディスカウントキャッシュフロー法・割引キャッシュフロー法)の割引率を算出する際などで用います。割引率は、リスクフリーレートにリスク・プレミアムを加えた値となります。
投資信託の運用効率を見る場合は、このリスクフリーレートに何を採用しているかチェックする必要があります。日本国債の長期金利を採用しているのか、米国債の長期金利を採用しているのかチェックするする必要があります。それでシャープレシオも変わります。
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