株式投資は、うまくいけば株式の売却益(キャピタルゲイン)や配当金、株主優待などが得られますが、その中で一番大きな利益が期待できるのが株式の売却益(キャピタルゲイン)です。
株式の売却益(キャピタルゲイン)とは、株式の譲渡や売買で得られる利益のことです。買った株式の株価が値上がりすれば得られる利益、とも言えます。例えば、株価が1000円の株式を100株買って(株価1000円×100株=10万円)、その後1200円まで値上がりした時に100株売った(株価1200円×100株=12万円)とすると、利益は2万円ということになります。これが売却益(キャピタルゲイン)です。株式投資では、この売却益(キャピタルゲイン)を狙うのが一般的です。
さて、この売却益(キャピタルゲイン)を狙う株式投資の売買方法は人それぞれ投資法があるのですが、株式投資の売買方法で最も基本となるのは、
安い時に買って、高い時に売る
です。当たり前のように思われるかと思いますが、これが株式投資の基本中の基本であり、難しい面でもあります。この当たり前のことが出来ていれば投資家はみんな儲かっているのですが、株式投資で成功する人の割合が2〜3%であるということを考えれば、みんなこれが出来ていないということになります。逆に言えば、これが一番難しいと言えるでしょう。
株式投資には、高い時に売って、安い時に買えば儲かる「空売り」という売買や、順張りや逆張りと言われる売買方法など色々あるのですが、全てに共通することは、
株価が安い時と高い時を見分ける力が必要
ということです。株式投資では、この力を身に付けることに絞って学習することをオススメします。当サイトや姉妹サイトである「株初心者のための株式投資と相場分析方法」や「投資戦略」では、企業業績の見方やチャートの分析の仕方、株価指標や経済指標の見方など、たくさんの項目を列挙してそれらを解説をしていますが、それらを見る際は、常に”株価が安い時と高い時を見分ける”ということを意識して見てもらえれば、株式投資の役に立つと思います。
株価が安い時に買って高い時に売る、株式投資ではそれが基本中の基本であり、それが全てです。
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