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景気と株価の関係

景気と株価の関係






景気とは

  • 景気(読み方:けいき)とは、モノやサービスの売買や取引などの経済活動の状況のことです。



気分で変わる景気

景気は、人々の「気分」が大きく関係するものです。気分が明るくなれば消費が増え、経済活動は活発になります。逆に、気分が暗くなれば消費が減り、経済活動は鈍化します。




景気と株価の関係

企業業績と株価の関係」のページで、企業業績によって株価が変動することを解説しましたが、企業業績に影響を与えるもっとも大きな要因は「景気」です。景気がよくなれば消費が増えますので、企業は生産を増やしてその消費に対応し、利益を上げることができます。企業の利益が上がればEPS(1株当たり利益)が上昇しますので、株価上昇要因となります。ゆえに、景気回復は株価上昇要因となります。

逆に、景気が悪くなれば消費が落ちます。消費が落ちると、モノを作っても売れない状態となってしまいますので、企業は生産を減らします。生産量が減り、モノを作っても売れないので、企業の利益は下がることとなります。企業の利益が下がればEPS(1株当たり利益)が下がりますので、株価下落要因となります、ゆえに、景気鈍化は株価下落要因となります。






景気の動向を確認するには?

景気の動向を示す経済指標は、

   ・景気ウォッチャー調査
   ・景気動向指数
   ・消費者物価指数(CPI)

です。これらの経済指標を見て、現在の日本の景気動向を確認し、これから企業業績は上がるのか下がるのかを判断して株式投資に反映させるのが一般的な投資方法ですが、一番注目しなければならない経済指標は「GDP」です。

GDPは、一番大きなファンダメンタルズ((国や企業などの経済状態などを表す指標)であり、景気のトータル値とも言えるものです。ゆえに、GDPが上がっていれば経済は上昇基調であり、株価にとっては上昇要因、GDPが下がっていれば経済は下落貴重であり、株価にとっては下落要因となりますので、上記の経済指標に加えて、株式投資をする際はGDPの動向にも注目しておきましょう。






株価が変動する基礎要因









※その他「株の基礎知識」に関する記事は以下。




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