モノの値段は需要と供給によって決まります。欲しいと思う人が多くなれば、値段が高くても買う人が多くなるのでモノの値段は上がります。逆に、欲しいと思う人が少なくなれば、値段が高ければ誰も買わなくなるので、モノの値段は下がります。要するに、需要が多ければモノの値段は上がり、需要が少なければモノの値段は下がります。
株価の場合もこれと同じことが言えます、その株式が欲しいと思う人が増えれば株価は上がります。高くてもいいから欲しいという人が増えて、株価は上昇します。逆に、欲しいと思う人が少なくなれば株価は下がります。株価が高ければ誰も買わないので、安い株価で売ろうとする人が増えるので株価は下落します。モノの値段は全てこういった需要と供給のバランスによって決まります。
株式投資では、この需給を読む力が必要となります、投資家の需給を読むことで短期的な相場の方向性を予測することができます。長期的な相場を予測するには、投資家の将来の”期待”の方向性を読む力が必要となりますが、短期的な株価の方向性はこの需給によって決まります。
投資家や市場の需給は指標を見て把握します。今市場の相場は買われすぎの状態にあるのか、売られすぎの状態にあるのか、誰が買っているのか、誰が売っているのか、投資家は今の相場を楽観視しているのか、不安に思っ
ているのか、などなど需給を確認する指標を見ればそういったことが把握できます。
※これらのデータは姉妹サイト「株式マーケットデータ」で確認できます。
※その他「株の基礎知識」に関する記事は以下。
株式投資初心者の方から中・上級者の方まで、全ての投資家に必要な投資情報を詳しく解説したサイトです。投資信託やデリバティブ、経済学の内容も充実。
IMM投機筋ポジション・投資部門別売買状況・裁定取引の推移・信用残の推移・株価指標・債券・為替の動向まで、投資をする際に見ておきたいデータを集めたサイトです。
マーケット動向をブログ形式で随時更新。日々の投資の参考にご活用ください。
仮想通貨を1からわかりやすく徹底解説(動画付き)!投資情報からトレード手法まで、仮想通貨をはじめるならここから!