投資家は信用取引で買建てた場合、含み益が出れば、すぐに利益確定して売ってしまいます。一方、含み損が出れば、そのまま保有しておくことが多いので、信用評価損益率は通常マイナスで出る指標です。
信用評価損益率とは、相場の天井圏や底値圏を計る指標として使われ、概ね0から-20%の間で推移します。水準ごとの一般的な見方は以下の通りです。
ただし、実際の相場の傾向としては、信用評価損益率が-16%以下になれば通常の投資スタイルは通用しなくなり、売りが優勢となり、買いは基本的にNGと考えた方がいい傾向にあります。また、-20%以下になれば買い方は塩漬けが多くなり、資金がなく、買いが入りづらくなるので注意が必要です。また、信用評価損益率は小型株や新興株と連動しやすい傾向にありますが、大型株と連動する傾向はあまりありません。
信用評価損益率の推移は、姉妹サイト「株式マーケットデータ」の以下のページで掲載しています。
その他「需給」に関する記事は以下。
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