例えば、ある株式を買おうとした場合、株式の買い注文は証券会社が取り次ぎを行って、証券取引所に注文を入れることになりますが、その注文は内容を詳細に示すことになっています。呼値は、その際に指値注文(さしねちゅうもん)で指定する値段のことをいいます。
呼値の単位は、株価水準によって何円刻みかが証券取引所によって決められています。この呼値の刻みの単位で株価は変動することになります。また、この呼値の刻みは「ティック」とも呼ばれています。
例えば、現在の株価が4,000円の銘柄があったとして、株価が上下に動くとします。株価が4,000円ということは、表で見ると、「3,000円超-5,000円以下」にあたりますので、この銘柄の株価は、5円刻みで動くことになります。つまり、株価が上昇したとすれば、4,005円、4,010円・・・と動いていきます。4,001円、4,002円・・・という刻みでは動きません。
気配値(板)で見る買気配や売気配は、この呼値の単位に従って、呼値の単位ごとの注文株数が表示されます。
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