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プログラム売買とは

プログラム売買とは






プログラム売買とは

プログラム売買(英語:program trading)とは、予め設定した売買ルールをコンピュータにプログラミング(コンピュータプログラムを作成して、人間の意図した処理を行うようにコンピュータに指示を与える行為)し、市場価格の変化に応じて自動的・機械的に売買注文を出す売買手法のことです。東京証券取引所(東証)は、プログラム売買を「一度に25銘柄以上に受発注をおこなう売買のこと」としており、インデックス売買、バスケット売買と同義としています。東証では、インデックス売買(バスケット売買)の取引を「プログラム売買」として、全市場参加者から情報を提出させ、その動向を毎週第三営業日に公表しています。




プログラム売買のメリットとデメリット

プログラム売買は、割安なものを「買い」、割高なものを「売り」と判断するようにプログラミングを行っておけば、裁定取引を効率的に行えるようになります。ただし、プログラム売買は、現物が下落した場合に先物を売る設定とした場合、現物の相場が下落した際に、先物の下落を招きやすくなります。または先物の下落が現物の下落を招くこととなるため、市場価格の上昇や下落の変動幅が大きくなる可能性があります。これは、1987年10月19日の月曜日に、ニューヨーク株式市場で起こったブラックマンデーの際に注目を集めました。ブラックマンデーは、このプログラム売買による先物取引と、裁定取引が現物の相場の下落を加速させたとして問題となりました。






プログラム売買の推移

東証が公表しているのプログラム売買は、




↑姉妹サイト「株式マーケットデータ」の「裁定取引の推移」のページで確認できます。「売りポジション・買いポジション」の「合計(当月・翌眼以降)」の欄がそれにあたります。




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