翌日の日経平均株価 の下落幅と下落率
ブラックマンデーが起こった背景としては、1987年は年初から株価の上昇が続いて過熱しており。加えて、米国の双子の赤字への懸念が強まっていて、直前にドイツのブンデスバンク(中央銀行)が短期金利を引き上げて、米国もドルを防衛するために対抗策として利上げをするのではないかとの観測が強まっていたことなどが挙げられます。さらに、機関投資家の間でプログラム売買が普及していたことも売りが売りを呼ぶ展開になったともされています。ただ、これを受けてFRB(連邦準備制度理事会)が市場に大量の流動性供給を行ったので、株価は短期間で急回復し、実体経済に大きな影響を与えることはありませんでした。
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