原則、1月4日(土日の場合は翌営業日)が大発会となります。立会取引もこの日が年明け初日となり、通常通り前場と後場行われます(2009年までは前場で終了していました)。東証(東京証券取引所)の大発会は、例年、同社の社員や関連各所の女性が晴れ着姿で参加するのが恒例です。一方、年末の最終営業日に行われる催事のことは「大納会(だいのうかい)」といいます。
大発会当日は、例年、株価が上昇しやすい傾向にあります。これは、ご祝儀相場(年明けお祝いムード)や、大納会の手仕舞い売りの反動による買いの影響とされてます。ただし、大発会当日に下がる場合もあり、大発会が安い年は相場が荒れやすい、と言われています。
日本株は外国人投資家の売買比率が高いため、大発会は年末年始中の海外相場の影響を受けやすい傾向があります。株式市場では、「一年の計は大発会にあり」と言われるほど、一年の相場を占う日として注目が集まります。
これまでの大発会の日経平均株価&年間の騰落率を上げておきます。
年 | 大発会 | 年間 |
2008年 | -4.0% | -42.1% |
2009年 | 2.1% | 19.0% |
2010年 | 1.0% | -3.0% |
2011年 | 1.7% | -17.3% |
2012年 | 1.2% | 22.9% |
2013年 | 2.8% | 56.7% |
2014年 | -2.3% | 7.1% |
2015年 | -0.2% | 9.1% |
2016年 | -3.1% | 0.4% |
2017年 | 2.5% | 19.1% |
2018年 | 3.3% |
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