銀行の場合、元本(がんぽん)を保証している預金を貸出して運用しますが、プライベートデットの場合は、元本が保証されない投資資金を使います。ゆえに、銀行の場合は、お金が回収できないリスクを十分考える必要がありますが、プライベートデットの場合は、成長を見込める企業であれば、お金を回収できないリスクをそれほど恐れず資金を供給しやすい特徴があります。プライベートデットは、主に中小企業を対象としています。
企業は、社債を発行して資金調達する方法もありますが、日本は社債の市場が欧米に比べて活発ではないため、プライベートデットの需要が増えそうだ、との指摘もあります。
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