株式投資とは、株式会社が発行する株式が将来的に値上がりすることを期待して株式を買う行為のことです。株式投資とギャンブルの違いは、国内や海外の経済や政治、天災や戦争、金利や為替によって変動する株価、企業業績をどう読み解くかという点と、株価は株式市場に参加する投資家たちの需給(需要と供給)によっても大きく変動しますので、自分以外の投資家たちがその株式を今欲しがっているのか、手放したいと思っているのかを読み解く力も必要となってくる点で違いがあります。それらを読み取って投資するのが株式投資のおもしろさです。
経済市況や企業業績、投資家たちの需給を読み解いて投資をするのが株式投資のおもしろさですが、やはり最も魅力的なのは、株価の値上がりによって資産が増えるということでしょう。さらに、株式を保有していれば企業から配当金や株主優待がもらえるので、それらも株式投資を魅力的にしている要因でしょう(配当金や株主優待は企業によって、また企業業績によって出してくれたり、出してくれなかったりします)。
株価が値上がりすれば短期間で資産が増えることもある株式投資ですが、一方でデメリットもあります。株価が値下がりすれば短期間で資産が大きく減ることもあるのが株式投資です。
投資には、必ずリスクが伴います。
リスクとは、「不確実性」ということです。投資に確実性はありません。投資には必ず不確実性(リスク)が伴います。投資のリスクには一般則があり、リスクと収益率には相関関係があります。リスクは高いが収益率も高い場合は「ハイリスク・ハイリターン」、リスクは低いが収益率も低い場合は「ローリスク・ローリターン」となります。要するに、リスクの高いものに投資をすれば、大きく儲かる可能性も大きく損失を出す可能性もあるということになり、リスクの低いものに投資をすれば、あまり儲からないけど大きく損失を出す可能性も低い、ということになります。
これらには相関関係がありますので、「ローリスクハイリターン」「ハイリスクローリターン」といったものは成立しないとされています。ですので、「ローリスクハイリターン」「ハイリスクローリターン」といった商品があれば疑いを持つべきでしょう。
さて、株式投資は一般的にリスク性の高い投資であるとされています。株式を「リスク資産」と言ったりもします。ゆえに、株式は「ハイリスクハイリターン」の金融商品と言えます。不確実性が高いので大きく儲かることもあるが、大きな損失になることもある、それが株式投資です。
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