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ノック・イン・オプションとは

ノック・イン・オプションとは






ノック・イン・オプションとは

  • ノック・イン・オプション(英語:Knock In Option)とは、オプション原資産の価格が、あらかじめ定められた期間に、あらかじめ定められた価格まで到達してはじめて買い手の権利が発生する条件付きのオプションのことです。条件に達しなければオプションの権利は発生しません。

    一方、あらかじめ定められた期間に、あらかじめ定められた価格まで到達すると、オプションが消滅してしまう停止条件のついたオプションのことを「ノック・アウト・オプション(ストップション)」といいます。



ノック・イン・オプションの特徴

ノック・イン・オプションは、権利行使価格権利行使期間の条件を決めて、オプション料(プレミアム料)を払ったとしても、期間中に条件に達しなければ権利が発生することはありません。ゆえに、一般のオプションより権利が行使される可能性が低くなるため、オプション料(プレミアム料)が安くなります。ただし、ノック・イン・オプションもノック・アウト・オプションも、オプション料が安くなっても、使い方次第ではオプション取引でのリスク回避の役を果たさないことがあるので注意が必要です。







バリアオプション

オプションのあらかじめ定められた期間、つまり満期ですが、満期までの一定期間内に原資産の価格が一定の値(バリア)に到達したかどうかによってペイオフが異なるオプションを「バリアオプション」といいますが、このバリアオプションのうち、バリアに到達した場合にオプションが消滅するタイプが「ノック・アウト・オプション」です。

一方、バリアの到達した場合にオプションが発生する(有効になる)タイプが「ノック・イン・オプション」です。




ノック・イン・オプションの種類

ノック・イン・オプションには以下のような種類があります。ここでは、コール・オプション(買う権利)の種類を挙げますが、プット・オプション(売る権利)でも同様です。




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