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限月間スプレッドとは(限月間スプレッド取引の特徴)

限月間スプレッドとは(限月間スプレッド取引の特徴)






限月間スプレッドとは

  • 限月間スプレッド(読み方:げんげつかんすぷれっど|英語:Calender Spread)とは、先物取引において同一商品の異なる2つの限月(げんげつ)のスプレッド(価格差)のことです。わかりやすく簡単にいうと、期近期先のスプレッドのことです。限月間スプレッドは「カレンダースプレッド」とも呼ばれます。



限月間スプレッド取引とは

限月間スプレッド取引とは、限月間スプレッド(先物取引において同一商品の異なる2つの限月のスプレッド(価格差))を利用した取引のことです。つまり、期近と期先を利用した取引です。




限月間スプレッド取引をわかりやすく簡単に・その特徴

限月間スプレッド取引は、期近取引と期先取引、例えば3月限月と6月限月の2つの取引の価格差を呼値(よびね)として取引し、1つの取引で2つの限月取引について同時に売りと買いのポジションをとる取引です。

限月間スプレッド取引は、2つの限月間の価格が乖離している場合に(現物と比較して)、割安な方には買い、それと同時に割高な方には売りを入れて、その価格の乖離が縮小して適正水準に戻った時に反対売買を行って利鞘(りざや)を得る、といった取引です。つまり、限月間スプレッド取引は、同一商品の異なる限月間の裁定取引です。

将来、両者のスプレッドが縮小すると予想すれば、割高な限月の先物を売り、割高な限月の先物を買い、予想通りにスプレッドが縮小すれば利益を得ることができ、スプレッドが拡大すれば損失が発生する、という取引です。

先物の取引では、直近限月の取引が活発になり、価格変動が激しくなりやすい傾向があります。一方で、翌限月の取引は活発ではなく、出来高(できだか)が少ないです。この2つは、限月が代わる時に出来高が増えるため、限月間スプレッドはこの時に行われやすいです。









※その他「デリバティブ」に関する記事は以下。




デリバティブの基礎







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