例えば、金利が1%の定期預金に10万円預けていたら、1年後には10万1000円となります。この場合の1年後の10万1000円の現在価値は10万円ということになります。
金利スワップの場合、将来の交換価値が、現在の価値と等価値であるか比較しなければなりません。経済行為で行われる交換は等価値が原則です。よって、将来の交換価値を現在の価値に引き直す必要があります。
現在価値の算出は、一般的には複利で計算されます。金利を”r”とした時の現在価値と、”n年後”の将来価値は、次のような式で表されます。
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