限月は、つまり先物取引やオプション取引が満期となる月で、清算・受渡しが行われる月のことです。
例えば、6月に満期となるものを6月が限月ということで「6月限(ろくがつぎり)」といいます。
日本の先物取引の限月は、通常は3・6・9・12月、オプション取引の限月は毎月となっています。
これら各限月の中で、最初に満期を迎える限月を「期近(きぢか)」あるいは「当限(とうぎり)」といい、期近から満期が遠ざかると「期先(きさき)」といいます。売買は期近に集中しやすい傾向があります。
先物取引で買建てや売建てをした場合、限月を自分で選択して、その限月までに反対売買(買建てなら売り、売建てなら買い)をして決済(差金決済)するか、受渡し期日に現引き・現渡しするかのどちらかの方法によって決済しなければなりません。差金決済の場合は、当該の限月の最終売買日までに反対売買する必要があります。売買最終日をまたいでしまった未決済分は、現引き・現渡しによって受渡し決済をすることになります。
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