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債務の株式化とは

債務の株式化とは






債務の株式化とは

  • 債務の株式化(読み方:さいむのかぶしきか)とは、「デット・エクイティ・スワップ」とも呼ばれる、企業が銀行に対して負っている債務株式に転換して銀行に取得させるスワップ取引のことです。また、債務国が自国の債務(海外の銀行が持つ債権)を海外からの自国への投資持分と交換することを言います。

    過剰債務に陥った企業などの債権者がその債権を現物出資して債権評価額分の株式の割当を受けること、あるいは債権者が金銭出資を行って株式の割当を受けて、その出資によって債権の返済を受けることです。借り手からすれば債務が株式に代わるため「債務の株式化」と呼ばれています。



仕組み(債務国の場合)

債権国の銀行が、開発途上国(発展途上国)向けの融資を市場で売却(価格は割り引かれる)し、それを債務国へ新規に投資する企業が買い取り、それを債務国の中央銀行へと持ち込んで、現地通貨を得て株式化するのが一般的な仕組みです。これによって銀行は債権の売却ができ、債務国は自国の債務を減らすことができます。さらに、企業も割安で資金調達できるメリットがあります。






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