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コンバージェンスとは(見方と使い方)

コンバージェンスとは(見方と使い方)


コンバージェンス

  • コンバージェンス(convergence)とは、価格のトレンドオシレーター系のテクニカル指標の逆行現象のことです。また、トレンドに対する逆張りのオシレーターシグナルのことをいい、価格のトレンドと反対方向に向かうモメンタム現象のことをいいます。すなわち、価格が安値を切り下げて下降トレンドとなっているにも関わらず、オシレーター系のテクニカル指標が切り上がっている状態を指します。

    価格が高値を切り上げて上昇トレンドとなっているにも関わらず、オシレーター系のテクニカル指標が切り下がっている状態は「ダイバージェンス」といいます。



コンバージェンスで用いられるテクニカル指標

コンバージェンスは、オシレーター系のテクニカル指標によるトレンド分析ですので、オシレーター系のテクニカル指標であるRSIストキャスティクスが用いられるのが一般的です(MACDも用いられることもある)。





コンバージェンスの見方と使い方

チャート上でコンバージェンスが起こっている場合、トレンドのモメンタム(勢い)が弱まっていることを示しています。コンバージェンスは、相場が反転する前に起こりやすい現象で、間もなくトレンドが終了することを示唆しています。ただし、明確なトレンド転換のシグナルとは言えるものではなく、コンバージェンスが起こって、価格がトレンドラインを上抜けるなど、その他のトレンド分析と組み合わせて相場の転換を判断する必要があります。

典型的なコンバージェンスは、価格の安値更新がオシレーター系のテクニカル指標の極小値の切り上がりと共に現れることです。これは、価格が新安値を取りに行っているが、価格下落の裏付けがなく、モメンタムはトレンドの弱さを示しているということを意味します。

下降トレンドの場合、RSIが売られ過ぎを示す30%の位置から切り上がっている状態がコンバージェンスの目安となります。ストキャスティクスの場合も同様で、売られ過ぎを示す30%の位置から切り上がっている状態がコンバージェンスの目安となります。





コンバージェンスの弱点・欠点

コンバージェンスは、価格が安値を切り下げている時に有効なものです。すなわち、安値を更新している状態の時でなければ有効とならず、持ち合い(保ち合い)相場ボックス相場(レンジ相場)などでは通用しませんので注意が必要です。また、下降トレンドの場合でも、下降トレンドの最終段階だけでコンバージェンスが出現することは稀で、下降トレンド中に頻繁にコンバージェンスは出現して売られ過ぎのシグナルを出しやすく、トレンドが支配的であれば、短期的に機能したとしても多くのだましシグナルとなりやすいので注意が必要です。




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