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材料とは(材料待ち・材料出尽くしについて)

材料とは(材料待ち・材料出尽くしについて)






材料とは

  • 材料(読み方:ざいりょう|英語:fact)とは、一般的には、モノを作る時に、そのもとにするものという意味ですが、金融市場においては、価格変動に影響を与えるニュースや出来事を意味します。 簡単に言えば「株価を動かす要因」ということです。

株式市場においては、「市場材料」といわれることもありますが、同様に、株価変動に影響を与えるニュースや出来事のことを意味します。

価格は何かの要因があって変動します。その要因を「材料」と言って、市場関係者は使いますが、価格(株価)が上昇するような良い材料を「好材料(プラス材料)」、価格(株価)が下落するような悪い材料を「悪材料(マイナス材料)」と言って使われます。




主な材料

株価に影響を与える主な材料は、マクロ経済においては、金利外国為替経済指標などで、ミクロ経済においては、企業業績や新開発・新鮮品のニュース、株式の投資家の需給などがあります。






材料待ちとは

材料待ち(ざいりょうまち)とは、市場が材料を待っている状態です。価格(株価)の変動が乏しく、材料を欲しがっている状態とも言えます。例えば、ある材料に価格が反応し、その材料を織り込んだ(反映した)後は、他の材料がなければ、価格は上にも下にも動きにくくなります。投資家は、価格の上下の幅で利益を得ますので、次に何か価格を動かす材料は出ないかを待つようになります。これが「材料待ち」です。




材料出尽くしとは

  • 材料出尽くし(ざいりょうでつくし)とは、材料が価格(株価)に織り込まれて(反映されて)、価格があまり変動しなくなることです。
  • 好材料出尽くし(こうざいりょうでつくし)とは、好材料が価格に織り込まれて(反映されて)、価格が上がりにくいことです。 好材料が出たにも関わらず株価が下落した際に使われることが多く、これ以上良くなることはないだろう思って売りを入れる投資家が多い時に言われます。
  • 悪材料出尽くし(あくざいりょうでつくし)とは、悪材料が価格に織り込まれて(反映されて)、価格が下がりにくいことです。 悪材料が出たにも関わらず株価が上昇した際に使われることが多く、これ以上悪くなることはないだろう思って買いを入れる投資家が多い時に言われます。








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