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海外売上比率とは

海外売上比率とは






海外売上比率とは

  • 海外売上比率(読み方:かいがいうりあげひりつ)とは、海外への輸出や、その企業の現地の子会社が生産・販売した売上の合計が、全体の売上の何%を占めているかの比率のことです。この数値が高いほど、その企業は海外での売上が多いということを示し、数値が低いほど海外での売上が少ないことを示します。



為替の影響

海外での売上が多い企業は、為替の影響を受けやすくなります。為替の変動によって売上が大きく伸びることもありますし、大きく減少することもあります。

海外売上比率が高い企業は、円安業績のメリットとなりやすく、円高が業績のデメリットとなりやすいです。また、そういった企業の株式は、為替が円安に進めば、業績が伸びることが予想され買われやすくなり、円高に進めば、業績が下がることが予想され売られやすくなります。

海外での売上がほとんどない企業の業績は、為替の影響を受けにくい面があります。国内での生産・販売がほとんどということですので、国内の景気経済情勢に影響を受けやすいと見ることができます。ただし、海外売上比率が低い企業でも、原材料などを海外から輸入している場合は、コストの面で為替の影響を受けます。為替が円安になれば輸入コストが上がりますので、業績にはデメリットとなり、円高になれば輸入コストが下がりますので、業績にはメリットとなります。




[海外]欄の末尾の数字

会社四季報の[海外]の末尾には日付が記載されていますが、これはデータがいつの時点のものかを示しています。









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