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営業CF(キャッシュフロー)とは

営業CF(キャッシュフロー)とは






営業CF(キャッシュフロー)とは

  • 営業CF(キャッシュフロー)とは、企業が1年間の本業で得たキャッシュの増減を表したものです。



キャッシュとは

キャッシュとは、現金や預金に加え、定期預金や手形(短期)、小切手、コマーシャル・ペーパー(CP)など、いつでも現金として扱えるもの(現金同等物)を指します。




CF(キャッシュフロー)の見方

CF(キャッシュフロー)は、ある決算期でプラスで出た、マイナスで出た、とその期だけをフォーカスした見方はしません。その期だけの特別な要因である可能性があるからです。CF(キャッシュフロー)は、過去数年間の推移を見る必要があります。CF(キャッシュフロー)は、企業が営業で得たキャッシュを投資にまわし、その過不足分を財務で調整する、というのが一般的な形です。それを過去数年間の営業CFと投資CF財務CFの増減を見て、キャッシュの状況を判断します。






営業CF(キャッシュフロー)の見方

営業CF(キャッシュフロー)は、企業が本業で得たキャッシュの増減なので、この額が多ければ多いほど優良な企業であると判断できます。また,その額が前期より伸びていればより優良な企業であると判断できます。

逆に、営業CF(キャッシュフロー)がマイナスとなっている場合は注意が必要です。もともと利益が赤字であるか、追加した設備投資減価償却分も回収できていないか、在庫が積み上がっているか、売掛金(後日決済するもの、また現金を貰っていないもの)が回収できていないかなど、よくない状況になっていることが考えられます。この状況が長く続いていると危険な企業と判断できます。

営業CF(キャッシュフロー)は、売上高との割合で見る必要があります。営業CF(キャッシュフロー)が売上高の7%から8%あれば標準の数値とされています。



米国(アメリカ)のS&P500の営業CFの推移はこちら

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