ダンベルポートフォリオは、中期債(中期の債券)を組み入れないのが特徴です。長期債は高い収益性が期待でき、短期債は高い流動性が期待できます。その中間に位置する中期債は、収益性でも流動性でも長期債と短期債に劣り、さらに長期債と短期債に投資すれば、どちらのリスクも補えることから、ダンベルポートフォリオでは中期債を組み入れません。
ただし、ダンベルポートフォリオは、長期債と短期債への投資配分比率の決定が難しいデメリットがあります。保守的な比率にすれば、収益性があるものの効率性が損なわれる可能性があり、積極的な比率にすれば、効率性はあるものの、収益性が損なわれる可能性があります。また、満期毎に組み入れ銘柄を入れ替える必要があるため、コストがかかりやすい点がデメリットとなります。
ダンベルポートフォリオとは違い、短期債と中期債と長期債に同額ずつ投資する債券のポートフォリオ運用の型を「ラダーポートフォリオ」といいます。
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